- Cosmosコスモス(ATOMアトム)ってどんな仮想通貨なんだろう?
- Cosmosコスモス(ATOMアトム)は将来、価格が上がるのかな?
- Cosmosコスモス(ATOMアトム)は買ったほうがいいのかな?
Cosmosコスモス(ATOMアトム)についてこんな悩みを持っている皆さん!
この記事は、そんな悩みを解決します!
なぜなら、この記事にはCosmosコスモス(ATOMアトム)についてプロジェクト内容から価格の推移、将来性について詳細に書かれているからです。
この記事を読み終えた頃には、Cosmosコスモス(ATOMアトム)についての理解が深まり、買うかどうか結論が出てますよ。
Cosmosコスモス(ATOMアトム)とは?
ATOM(アトム)はTendermint社が発行している仮想通貨で、Cosmos Hub(コスモスハブ)と呼ばれるブロックチェーンで使用されます。
ATOMの正式名称がCosmos(コスモス)で、「ATOM」というのはシンボルと言われるアルファベットコードです。
ビットコインを例に上げると「Bitcoin(ビットコイン)」が正式名称で、「BTC」がコードになります。
又、Cosmosは、仮想通貨の他、ブロックチェーンやネットワークのことを指す場合もあります。
Cosmosのビジョン
Cosmosのプロジェクトは、開発者がブロックチェーンを簡単に構築できるようにし、異なるブロックチェーン同士が取引できるようにすることで、ブロックチェーン間の壁をなくすことです。
例えば、ビットコインとイーサリアムは、互いに異なるブロックチェーン上で取引されているため、取引所を通さないと直接交換することができません。
Cosomosの最終的な目標は、ブロックチェーンのネットワークであるInternet of Blockchainsを構築し、分散型の方法で相互に通信できるようにすることです。
これにより、スケーラビリティの問題を解決できます。
仮想通貨名 | Cosmos |
シンボル | ATOM |
現在価格(2022年8月) | 1,467円 |
時価総額(2022年8月) | 約4200億円 |
時価総額ランキング | 26位 |
発行上限枚数 | 約2.6億枚 |
取引所 | GMOコイン、Binance |
公式サイト | https://cosmos.network/ |
ATOMの将来性
結論から言うと、ATOMはの将来性は大いに期待でき今後価値も上がってくるでしょう。
その理由として、ここからATOMの特徴、トヨタがCosmosブロックチェーン使用、ポルカドットとの共存、価格の推移を紹介していきます。
ATOMの特徴
ATOMの5つの特徴を紹介します。
互いに異なるブロックチェーン同士をつなぐ
上図のようにHubとZoneという2つのブロックチェーンがあります。
Zoneは、ビットコインやイーサリアムといった異なるブロックチェーンで、HubはZone同士を接続するために特別に設計されたブロックチェーンです。
通常、ビットコインやイーサリアムといった異なるブロックチェーン同士は直接取り引きできません。
しかし、Hubと接続することでHubに接続されている他のすべてのZoneに自動的にアクセス(つまり、送信と受信)できるようになります。
Cosmos SDKの提供
Cosmos SDKは、誰でも使用できブロックチェーンを簡単につくることができるツールです。
Cosmos SDKを使うと、ゼロからブロックチェーンをつくる必要がなく、すでに誰かがつくったブロックチェーンをカスタマイズして自分のブロックチェーンを簡単につくれるので、数百時間の短縮につながります。
スケーラビリティ問題の解決
スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーン上での仮想通貨取引等が増え過ぎて、処理が遅れたり手数料が高くなってしまうことです。
Cosmosでは、異なるブロックチェーン同士をつなげ、アクセスを分散し1つのブロックチェーンにかかる負荷を軽減させることで、この問題を解決できます。
Proof-of-Stake(PoS)を採用
Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)とは、仮想通貨の取引や送金データを正しくブロックチェーンにつなぐための仕組みの1つです。
一方ビットコインで使用されているのは、Proof-of-Work(PoW)というアルゴリズムで、複雑な計算式を処理することのできる高性能マシンが必要で、膨大な電力を消費するという欠点があります。
この問題を解決し環境にも優しいと注目されているのが、Proof of Stake(PoS)です。
ステーキング
ステーキングとは、特定の仮想通貨を保有しネットワーク上に預け入れておくことで、報酬が得られる仕組みのことです。
先程紹介したProof of Stake(PoS)では、決められた保有量の暗号資産を、決められた期間ステーキング(預け入れ)することで、ネットワーク貢献者となり、その対価として報酬を貰うことができます。
なのでATOMをステーキングすることで、銀行の利息のようにATOMを増やすことができるのです。
トヨタがCosmosブロックチェーン使用
誰もが知る世界のトヨタがブロックチェーンを活用した車両の「価値証明」と「所有権移転」に関する実証実験を行いました。
その実証実験では、Cosmosが基盤となるブロックチェーンが使用されたのです。
詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。
ポルカドットとの共存
これまでポルカドット(DOT)は、ATOMのライバルと言われていました。
しかし、異なるブロックチェーンの相互運用を目指す2つのプロジェクト「Polkadot」と「Cosmos」がテストネット上で接続に成功し、競合関係にあったこの2つは共存できることが証明されました。
今後は、相乗効果によって価格の上昇が期待できますね。
仮想通貨名 | Polkadot |
シンボル | DOT |
現在価格 | 1,139円 |
時価総額 | 約1兆2600億円 |
時価総額ランキング | 10位 |
発行上限枚数 | 10億7000万枚 |
取引所 | GMOコイン、Binance |
公式サイト | https://polkadot.network/ |
ポルカドットの特徴
- 異なるブロックチェーン同士をつなぐ
- Substrateというツールを使って、自由にブロックチェーンをつくれる
- スケーラビリティ問題を解決する
- Nominated Proof-of-Stake(NPoS)というアルゴリズムを採用(PoSよりも権力が分散化され富が集中しにくい)
- ステーキングでstDOTを報酬として貰える
価格推移
過去1年間の価格推移を見てみましょう。
2021年には、DeFiや仮想通貨市場の盛り上がりの影響で4,916円まで上昇しました。
2022年8月現在は、FOMCによるインフレ対策の利上げにより、株式市場が低迷しそれにつられてビットコインを始めとする仮想通貨全体の価格が下がり、ATOMの価格も1,467円と暴落しています。
しかし、ATOMの特徴や過去の価格を考えると、逆に今が安く買う大きなチャンスと捉えれます。
これまで紹介したATOMの特徴や価格を考えると、ATOMの今後は大いに期待できるでしょう!
ATOMのおすすめ取引所
ATOMを買う気になったら取引所を決めましょう。
最もおすすめの取引所を知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。
各取引所の特徴を詳しく紹介しており、ランキング形式になってるので分かりやすいと思います。
まとめ
- ATOM(アトム)は、Cosmosのブロックチェーン上で取引される仮想通貨
- 異なるブロックチェーンをつなぐことができ、誰でも簡単にブロックチェーンをつくれる
- 競合すると言われていたポルカドットとの共存が証明され、相乗効果が期待できる
ATOM(アトム)は、以上の特徴を持つポテンシャルの高い仮想通貨で、今後その価値はますます上がると思われます。
価格が下がっている今こそ、買うチャンスですね!